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細野晴臣デイジーワールドの集い2015年12月17日に行った。最高だった!

タイトル:デイジーワールドの集い
出演:細野晴臣 & The Eight Beat Combo(高田漣、伊賀航、伊藤大地) 、斎藤圭土、鮎川誠アンプラグド
日時:12月17日(木) 19:15 Open
会場: CAY(青山スパイラルB1F)
入場料:¥2,000 + フード/ドリンク・オーダー

 ★はじまりのはじまり。久しぶりに「細野晴臣」をTVで見た

2015年5月2日に『忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー渋谷公会堂 Love&Peace』が開催された。
このライブの様子は6月14日(日)にフジテレビNEXT ライブ・プレミアム/フジテレビNEXTsmartで放送されると聞いて視聴した。井上陽水、奥田民生、曽我部恵一(サニーデイ・サービス)、その他豪華キャストに加えて細野さんも参戦。際立っていい味を出されていた。



「はっぴいえんど」に影響を受けて大好きな細野音楽で育った自分としては、やっぱ細野さんはすげーな、いっきに独特の世界観にもっていくな、しぶい、なんて思いながら日々を過ごしていた。
それから数ヶ月、なんとなくYou Tubeをサーフィンしていると斉藤和義と細野さんとの対談がUPされていた。「そういえば、最近、細野さんのHP見てないな。よし!のぞいてみるか!」
そこで『デイジーワールドの集い 2015年12月17日』に出会ってしまった。

 ★デイジーワールドの集い2015年開催の告知info

細野さんのHPをみた。ホームページのデザイン新しくなってる。デイジーワールドの集いの告知が。1年10ヶ月ぶりの開催、と書いてある。お!10日前の告知?。 告知期間短いな(笑)

早速、青山CAYに問い合わせてみると、やっぱり予約はできないとのこと。19:15開場。訊ねると、「15:00以降に整理券を配るかもしれないし、配らないかも。当日きて入れたらみれるよ。」的な。収容を聞いてみると300人くらい的な。このゆるい感じがいいね。世の中、たまにはこんな感じでもいいじゃん、と、少し、思った。

 ★当日、だめもとで15:00頃に会場の青山CAY(スパイラル/表参道)に。

当日、たまたま行けそうだったので、だめもとで行ってみることにした。会場は表参道の複合文化施設「スパイラル」の地下1階にある「青山CAY」。表参道駅おりてB3出口への階段を上がってすぐ。



スパイラルのエレベーターで地下1階のお店に行ってみた。15:15頃到着。レストランだ!ディナーショー形式か!?店内からはマイクチェックなどの音が聞こえてくる。ちゃくちゃくと調整が進められいるようだ。お店の人に整理券のことを訊ねてみると、既に並んでいる人達がいるので、1階〜地下に続く階段の方に並んでほしいとの事で早速並ぶことに。もう100人くらいいるのかなとドキドキしていたら、そうでもなかった。既に20人くらいはいそう。何時から並んでいるんだろう。



それから20-30分で整理券が配られた。なんと10番台をゲット出来てしまった。一枚で2人まで入場できるらしい。平日で告知期間も短いからなのか。


 ★夕闇が訪れて、いよいよ会場入り

青山五丁目の交差点に夕闇が訪れて、19:15開場の15分前に集合。15時頃とは違ってすごい人だな。



番号順に呼ばれてON TIMEで開場。お店の入り口で整理券と料金を支払って入店。
店内の前方にステージがある。ステージに向かって前の方にテーブル席が用意されていて、両サイドのテーブルでは関係者が既に食事を楽しまれていた。細野さんもステージに向かって右奥のテーブルで普通に食事されていた。細野さんのまわりには、バンドメンバーもいる。

なんだか現実と非現実が混ざり合う不思議な空間。



なんとかテーブル席をGETできた。一般客用のテーブル席は40人分あるかないかくらいだと思う。少しのテーブルの後ろには、何列かの椅子のみの席。あとは立ち見。テーブル席だけが料理やドリンクをオーダーできるようだ。テーブル席では思い思いに注文。私もお酒を一杯。



 ★開演

19:30過ぎに、細野バンドのウッドベース伊賀航さん、ドラムスの伊藤大地さんがお二人で司会に登場。ゆるいなー。このゆるさが、たまらなく最高。2015年末の紅白にも参加されるお二人。

 ★トップバッターは斎藤圭土 Boogie Woogie ピアノ

ブギ・ウギ・ピアニストの斎藤圭土さんによるBoogie Woogie ピアノ。演奏時間は20分ちょっとかな。セットリストは覚えていない。ALBERT AMMONS(アルバート・アモンズ)、Pine Top's Boogie Woogie(パイントップス)、その他、といった楽曲だったと思う。ブギ・ウギの歴史や楽曲にまつわるエピソードを交えたトークも良かった。ブギ・ウギが好きな人なら、ブギ・ウギやブルースを紹介しているサイトBack Door To The Bluesが参考になると思う。
斎藤さんは、海外でのコンサートも控えているとのこと。とても素晴らしいピアノ演奏だった。感謝。
■斎藤圭土オフィシャルサイト

 ★二番手はシーナ&ロケッツの鮎川誠!

ステージのセット変更が行われた。言わずと知れた日本ロックバンドのシーナ&ロケッツ(SHEENA & THE ROKKETS)のギタリスト鮎川誠が登場。会場のボルテージがあがった。奥様でバンドのボーカルだったシーナが亡くなったのは今年2月の事。
アンプラグド。アコギ&エレキでの弾き語り。興奮のあまり、こちらもセットリストは覚えていない。
チャックベリーのカモンを演ろうとして、(弾き語りには適さない?弾きにくい?ということで)やっぱりやめたと演奏中止。会場爆笑。
その次には、たしかボブディランからはじまったような。アコギの高音が大音量でシャリシャリ鳴っていて、迫力がある。ストーンズも何曲か演奏された。かっこええね。
ギターは、12弦ギター、ギブソンアコギ、ギブソンレスポール(黒)の計3本だった。無造作にシールドを抜いてギターチェンジもセルフでかっこいい。後半には、シーナ&ロケッツ「トレイントレイン」も演奏された。
トークでは、YMO結成した時やはっぴいえんど時代の細野さんとの交流の話しとか、デイトリッパーを一緒にセッションしたとか、本当におもしろい話がきけた。ばりばりのなまりがきいた筑方言だった。トークも最高、一流ばい。





鮎川誠アンプラグドが終わったところでステージに細野さんがご登壇。

 ★細野晴臣 & The Eight Beat Combo & 鮎川誠 & 斎藤圭土

おもむろにステージにあがった細野さんは、鮎川さんと少しトークするとのこと。ほんまに鮎川さんを好きみたい。鮎川誠のことを、「鮎川君」っちゆーちょったもんね。細野さん、手にiPad 持っとる。細野さんから「外国人みたいだねー」と言われた鮎川さんは「細野さんこそ(笑)」と。
独り舞台は今回で2回目の一人舞台とのこと。味しめての2回目だそうだが、「1回目は怖いものしらず、2回目は怖いね。」、と。
内田裕也さんの話の中で、ロックと69才をかけた話も本当におもしろかった。
 細野さん「裕也さんは『ロックから5年』とかいってたね」  会場爆笑
 鮎川さん「細野さんも来年69歳やね」
 細野さん「やっとロックができるよ」
 鮎川さん「我慢しとったんやね(笑)」
 細野さん「今まではフォークしてた(笑)」 会場爆笑
しばらくトークをしてステージから降りられるかと思ったら、そのままバンドメンバーをステージに呼んで鮎川さんを入れたスペシャルバンドで演奏開始。鮎川さんのステージ終了後にトイレに行こうと思ってた。「流れでいくんかい(笑)」と突っ込み入れつつ、トイレ我慢を決意。



セットリストはわからない。覚えてない。ブルースを中心として、The House of Blue Lightの他、5,6曲程。細野晴臣さんは黒のギター。ブルースマン御用達のビンテージ物のgibson L-00か。ショートスケールのビンテージギターには間違いない。ゆったりとして力強くダンディーなグルーブの中に、パチンとも、ポロンとも、バリンとも表現できない豊かで非常に存在感のあるギターの音色が顔を見せる。鮎川さん(エレキギター)、斎藤さん(ピアノ)とセッションがあり、最後は細野晴臣 & The Eight Beat Comboでのホンコンブルースだったと思う。

典型的な細野バンドの一日の話(高田漣)





かっこよすぎる。それしか表現がでてこない。細野さん、英語は何言ってるかわからんそうです。

最後は、細野さんの「これで終わり。立ってる人が心配。今日は早く帰ろうと。」の言葉で閉演。
時間を忘れて、気がつけば21:40。 
あ、トイレトイレ。

店内では細野さんが普通に移動されている。ステージ上でのトークや振舞いも自然体で仙人のようだが、同時に物凄い力強さも感じられた。第一線で日本の音楽シーンをリードされて来た迫力もある。すごい。

チェックを済ませ、
細野さんに言われたとおり、まっすぐ家路に着いたとさ。またいきたいね。
あー興奮がおさまらない。

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